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建設コンサルタント

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社内研修In-house training

橋梁点検実習

 今春入社の新卒生も含めて昨年末から4名もの仲間が増え、関西技研では現在、新入社員教育の真っただ中です。
 そんな中、橋梁点検車を使用する橋梁点検業務の受注をきっかけに、新入社員を筆頭に9名が現場見学及び実習を受けました。



規制看板
今回は、片側交互通行の規制により、予告看板と規制看板を設置しました。

橋梁全景
こちらが今回の点検対象である『鹿深大橋』で、7径間あります。小さく見えている黄色い車両が、今回使用する橋梁点検車です。
安全ベストとヘルメット
到着後すぐに安全ベストとヘルメットを全員が装着します。



リフトアップ
研修実習班が到着するより前、朝からすでに点検は始まっていました。一旦、点検の手を止めて、実習生を順番に案内していきます。
点検デッキは最大積載重量が決まっているため、2~3名ずつ交代で実習を行います。
リフトアップ2
初めて乗る橋梁点検車。高いところが苦手な人もいて、フルハーネスをつけているとはいえ、防護柵を握る手に力が入ります。
下から仲間たちが心配そうに見上げています。
打音検査
打音検査。このときは、コンクリート表面に浮きが見えたので、剝がれた部分を確認しながら『剥離・鉄筋露出』として記録されました。
撮影アシスト
損傷の寸法がわかるようにスケールを当てながら写真を撮ります。


鳥の巣撮影
大きな橋梁によく見られる『鳥の巣』です。営巣箇所では『鳥のふん害』も総じて発生し、腐食を招いたり景観を損ねるなどの、橋梁の損傷に繋がるため、鳥の巣も損傷として挙げられます。
排水管の破断
排水管が腐食し、破断しています。
こちらも比較的よく見受けられる損傷です。


市の職員さん視察
この日はたまたま、発注元である市の職員さんも視察に来られていました。
進捗状況や、損傷の大まかな内容などを説明しています。
ベテランコンビ出動
無事に研修も修了し、ベテランコンビが橋梁点検を再開します。
桁下の点検
桁下の点検をしているところを遠景で撮影しました。



※以下4点は動画です。クリックすると別ウインドウが開きます。『開く』で閲覧してください。






実習を終えて

 新入社員たちは今回が初めての実習だったのですが、今回参加したメンバーの中には、2回目の実習となる者が数名いました。前回の実習は桁下高が高い為に橋梁点検車を使用したのですが、橋梁自体は大きくもなく交通規制もありませんでした。
 今回初めて片側交互通行規制を布いたうえでの橋梁点検を見学し、点検をする以外にも、橋梁点検車を操作することで規制中の道路通行に支障がないように、事故の起こることのないように、注意喚起をしたり声を掛け合ったりすることも、大切な業務の一環であることを知りました。橋梁のデータや損傷のデータを内勤で受け取り、まとめるだけでは気づけなかったことでした。

 画像でしか見たことのなかった橋梁の部材や損傷を実際に見ることで、自分の認識に誤りがあったり、画像で見ているよりも実際には大きく感じたりと、大変貴重な体験ができました。(新入社員コメントより。)

 点検デッキでは実際の損傷を見ながら、記録したり写真を撮ったりと、橋梁点検で行われる業務を少しだけ体験させていただきました。写真ではわからない部分を見ることができて、損傷の種類をしっかりと認識することができました。(新入社員コメントより。)

 初めて橋梁点検を見学した新入社員たちは、普段何気なく通っている橋梁が、これだけの時間と手間をかけて点検されている事を知って、驚いていました。橋梁点検の重要性がしっかり伝わったと思います。この体験を踏まえて、より良い成果品があげられるように努力したいと思いました。






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